カナリーヤシ 語源
カナリーヤシの由来・語源
■カナリーヤシはヤシ科の樹木である。日本では一般的にフェニックスと呼ばれている
■由来・語源
和名、英名ともに、カナリー諸島原産のヤシに由来する。属名はナツメヤシの古代ギリシャ名により、その語源は古代フェニキア人から、またエジプトの神話からきているとも言われる
参考情報
■特性
・常緑高木、雌雄異株、暖地性
■用途
・庭園・公園・街路樹、観葉鉢物
■原産地
・カナリー諸島
■日本では東京(杉並学院)以南で生育する。弓状に下垂する葉先は5mにも達する
■ヤシの仲間としては耐寒性があり、強健種。ただし、暖地性の樹種なので、関東地方では、寒風や潮風にさらされて、葉先が傷むことがある
■本州南部以南では、野外に植栽されたもののその部分に、一面にタマシダなどが生えていることがよくあり、アコウやイヌビワ、アゼトウナ、マツバランなどが生えているのも見かけることもある
※参考文献『由来がわかる木の名前』(著者:岡部誠)